4月上旬。ふんわりと春の暖かい風が吹きはじめるころ、室蘭とどこか似た港町・釧路市へ出張に出かけました。 実は、ここまで来たのは初めて。仕事が昼過ぎに終わったので、せっかくだからと“釧路のミニ観光”へ。
まずはJR釧路駅の観光案内所へ立ち寄り、いくつかおすすめスポットを教えていただきました。 私が若いころはフィッシャーマンズワーフが賑わっていた記憶がありますが、今は少し様子が変わったようです。
駅から15分ほど歩くと、小高い丘の上に「生涯学習センター」があります。 その上階からは、釧路の街並みを一望。港町らしい広がりと、川沿いに並ぶビルや商業施設が春の光にきらりと輝いていました。しかも、ここは無料。ちょっと得した気分です。
FBで「釧路に来ています」と投稿したところ、友人からすぐにメッセージが届きました。 「釧路のローカルフード、スパカツ食べてみて」 とのこと。せっかくなので、レトロな雰囲気の喫茶店「レストラン泉屋」へ。
運ばれてきたスパカツは、熱々の鉄板にスパゲティ、その上にどーんとカツ。 その迫力に思わず笑ってしまうほどのボリューム。 美味しかったのですが、残念ながら全部は食べきれませんでした。
お土産はどうしようかと市場をのぞいてみましたが、室蘭の魚とあまり変わらない印象。 「春先はどこも似ているのかな」と思いながら川沿いを歩いていると、散歩中のマダムが。 思い切って「釧路らしいお土産ってありますか」と声をかけてみると、とても気さくに教えてくれました。
「いわしのほっかぶり寿司がいいわよ。JR駅の売店にあるから」
その言葉に背中を押され、帰りの電車で夜ごはんとしていただくことに決定。
数時間の大急ぎの観光でしたが、 春風と、釧路の味と、人のあたたかさに触れた、美味しい旅になりました。


